よしみつ歯科クリニックでは、正確な診断を行い、高度な治療をご提供するため、最新の設備を導入しています。
歯科用CT
CTとはレントゲン写真の中でも3次元(3D)で立体的に画像をとらえることができる装置です。これにより、平面画像では知ることのできない病巣の範囲、神経や血管の位置、骨の量なども分かる為、特に親知らずの抜歯や、インプラント治療を安全に行う場面などで発揮します。
当院では患者様に優しい超低線量CTを設置し、被爆量を最小限に抑えることができ、また1回の撮影で5種類の診断画像の取得が可能です。
セファロレントゲン
主に歯科矯正において用いられるレントゲンで、骨格の状態を把握したり、形に異常がないか調べたりするときに用います。特に側面のセファロレントゲン写真は矯正治療を始める際にとても重要な資料で、歯を支えている顎の骨の大きさや位置関係、歯の角度、口元と顔のバランスなどを分析し、どの程度平均値データから差があるかを判断するとともに、矯正治療の難易度を把握する場合の目安ともなります。
口腔内スキャナー
当院では「iTero」という口腔内スキャナーを備えています。これはマウスピース矯正や、被せ物や詰め物をする際の型取りを行うときに主に使用します。口腔内スキャナーによって立体画像を映し出すことで、あらゆる方向から口腔内を観察でき、細部の異常まで見つけやすくなります。加えて、より正確な歯型を取ることが可能となり、歪みが少ないマウスピースや被せ物、詰め物を作成できます。従来の型取りで生じる吐き気や不快感といった患者にかかる負担を軽減できます。
(詰め物の型取りに関しては一部保険適用にもなりました)
歯科用レーザー
レーザーには傷ついた組織や細胞の再生を促す作用があり、粘膜や骨の治癒の促進にも繋がります。
殺菌や止血、鎮痛効果が高く、外科治療では、術後の痛みや腫れを軽減することが報告されています。また長引く口内炎には患部にレーザーを照射しておくと、傷口が早く治ります。
マイクロスコープ
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用した治療では、肉眼では見えない部位も何倍も拡大することにより、把握することができ精密治療が可能となります。こうすることで、むし歯を早期に発見することができ、また非常に細かく、繊細な作業を要する根っこの治療では、盲目的にならず、目に見えて治療することが可能です。また、歯周ポケット内の歯石も直接アプローチすることができます。
(根っこの治療でも一部保険適用となりました。)
口腔外バキューム
歯を切削したり、超音波スケーラーで歯石を除去したりする際には、想像以上に粉塵が飛散します。その中には歯の切削片だけでなく、血液などの感染源も含まれていることから、できる限り飛散を防ぐのが感染予防において重要となります。口腔外バキュームを使用すれば、治療中に飛び散った唾液や血液を瞬時に吸い込むことができるので、院内感染のリスクも大きく減少します。
EO水生成器
EO水は強酸性電解水といって、多くの病原微生物(MRSA、結核菌、ヘルペス、緑膿菌、エイズ、B型・C型肝炎、インフルエンザ、水虫など)に対して高い殺菌・滅菌能力があります。
また、食中毒の原因になる菌として黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、大腸菌O-157などがありますが、これらのいずれにもEO水は有効です。
EO水は、病原微生物には高い殺菌・滅菌作用がありますが、薬品による消毒とは違い、人や環境には優しいという特徴があります。その理由は、有機物(人の皮膚やだ液、血液など)に触れると、一般的な水に戻る仕組みになっているからです。
以上のことから、当院では、うがいや、消毒、殺菌・滅菌作業にはEO水を使用しております。(当院では、ご希望の方には販売もしております。)